「多系統萎縮症と生きる!MSA闘病記」

54才で多系統萎縮症(MSA)と診断。 排尿障害、起立性低血圧、ふらつきと向き合いながら生活しています。 同じ病気の方やご家族の力になれたらと思い、このブログを始めました。 リアルな症状、生活の工夫、正直な気持ちを書いていきます。 電車でそっと席を譲ってくださる方々、本当にありがとうございます。その優しさに何度も救われています。#多系統萎縮症 #多系統萎縮症闘病

第29話 【保護猫との出会い③】家族になった日

トライアルが始まりました。

我が家にやってきたのは、まだ生後3か月の子猫。

小さな体で家の中を動き回ります。

見ているだけで癒されます。

ごはんを食べてもかわいい。

寝てもかわいい。

遊んでもかわいい。

何もしなくてもかわいい。

 

「猫って、こんなにかわいいんだな……」

 

毎日のように思っていました。

最初は2週間のトライアル。

この子が我が家に馴染んでくれるか。

私たちがちゃんとお世話できるか。

 

そして何より、

「この子を本当に家族として迎えられるのか」

そんなことを考えていました。

でも、そんな心配は必要ありませんでした。

気が付けば、

「この子がいる生活」が当たり前になっていました。

妻も毎日嬉しそうです。

娘も写真を見るたびに喜んでいます。

 

そして私も。

気が付けば、猫ちゃんの様子を見ることが楽しみになっていました。

トライアル期間が終わり、正式譲渡へ。

こうして、この子は正式に我が家の家族になりました。

 

保護猫だった小さな子猫が、

我が家の一員になった瞬間です。

私は以前、

「犬派」

と言っていました。

 

でも今では、

「犬派とか猫派とか、どうでもいいな」

と思っています。

どちらも最高にかわいい。

そして、この子には一つ大きな特徴があります。

しっぽが短くて折れてる

いわゆる、

「鍵しっぽちゃん」

です。

 

昔から、鍵しっぽの猫は幸せを呼ぶと言われています。

私は、なぜかこの子を見ていると、

「この子は幸せを持ってきてくれたんだ」

と思うのです。

 

そして後になって、私はもっと強くそう思う出来事を経験することになります。

病気になってからの私にとって、

この子の存在は少しずつ大きなものになっていきました。

単なる「かわいいペット」ではありません。

落ち込んでいる時にそばにいてくれる。

何も言わずに寄り添ってくれる。

そんな存在になっていきました。

そして私は後に、

「この子は、私を救うために我が家を選んで来てくれたのではないか」

と本気で思うようになります。

次回は、

猫に癒されることで私自身に起きた変化について書思います。

次回へ続きます。